2008年01月19日

生理痛

生理痛は月経における強い痛みの事で、痛みの度合いや症状には個人差があり特定の個人においても毎回違う場合もあるといわれています。
生理痛は世界共通というわけではなく、生理痛を伴わない国もあったりして、逆にアフリカや南米の原住民はこれらの症状に全く悩まないことを考えると現代社会の生活病と考えられる。


生理痛の症状

生理痛の主だった症状としては、下腹部、腰やふとももに人によって違いはあるが、強い痛みが発生し数時間から数日起こる。
微熱、吐き気、下痢、体のだるみなどがある。
トイレ(尿)の回数の増加。
イライラ、落ち込みなどメンタル面の衰弱。

生理痛はなぜおきる

生理痛は子宮の筋肉の壁の持続的な収縮によって生理痛の痛みが発生する。
これらの痛みはプロスタグランジンという(子宮内のホルモン)の集中により起こる場合もある。
生理痛に悩む女性は生理痛のない女性に比べてプロスタグランジンを多く発生させると調査で示されてる。

その他の生理痛原因としてあげられる要因

骨盤に関わる病気からの感染
子宮内膜症(特に二十歳前後から生理痛が始まった方の場合)
子宮筋腫や子宮の良性の腫瘍
子宮内の避妊器具の使用

 生理痛を誘発する要因
ニコチンやカフェインの摂取
その時の健康状態や精神状態によって生理痛の状況は変わる。
心理的な原因で整理痛は発生しないが、生理痛を強める可能性がある。
生理痛の親族の多い家系
運動不足やバランスの悪い食生活

生理痛予防法

乳製品をできるだけ控えて、動物性脂肪を減らす事をおすすめします。
乳製品や肉の摂取過多やストレスは、生理痛の原因となりえるプロスタグランジンの体内生産過多を起すとともに生理痛対策のサプリメントと脂肪酸の摂取は生理痛を抑える効果があるといわれています。

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2007年10月04日

胸痛

胸痛とは胸部を中心とした疼痛や胸がしめつけられる感じ、圧迫感などを総称していいます。
胸痛をきたす疾患には心臓、胸腔内臓器、腹部臓器に由来するものなどがありますのでその特徴や見分け方をのべます。

心臓由来の疾患
狭心症  
痛みの部位は心筋梗塞と似ていますが痛みの程度や持続時間が鑑別のポイントになります。

不安定狭心症
心筋梗塞へ移行しやすいので注意が必要です。持続時間は30分以内で労作狭心症よりは長い傾向にあります。安静時の発作、最近始まったもの、最近症状が増悪してきたものなどがあげられます。不安定狭心症のうち異型狭心症は早朝の発作が特徴的です。

不安定狭心症
安静時の発作、最近始まったもの、最近症状が増悪してきたものなどがあげられます。
不安定狭心症のうち異型狭心症は早朝の発作が特徴的です。心筋梗塞へ移行しやすいので注意が必要です。持続時間は30分以内で労作狭心症よりは長い傾向にあります。

労作狭心症
心筋梗塞にくらべて痛みの程度は軽く、痛みの持続時間が短いのが特徴です。動いたり食事や緊張などで誘発されます。安静にしておれば多くは1ないし5分程度でおさまります。

急性心筋梗塞  
 突然生じる前胸部の痛みで30分以上持続します。痛みの性状としては圧迫感、しめつけられる感じ、焼けるような感じなどを訴えられることが多くあり、前胸部、左上腕や咽頭部に放散する激烈な痛みがあります。
しかし、高齢者、糖尿病患者などは、胸痛を認めない心筋梗塞(無痛性心筋梗塞)の場合もあり注意が必要です。

急性大動脈解離  
前胸部から背部へ放散する激烈な痛みが特徴的で解離とともに痛みが移動していきます。ショックになることが多く心筋梗塞とともに緊急性が高い疾患です。
     
心膜炎  
突発性の刺すような強い痛みで数日間持続することがあります。頚部や背部への放散痛も約半数に認められます。深呼吸をしたり臥位で増強し坐位や前屈位で軽減します。呼吸困難や咳を呈することもあります。
     
心臓神経症  
胸が締め付けられるように痛む。運動時におこるが、安静時のこともある。
     
胸腔内臓器由来の疾患
  肺塞栓 気胸 胸膜炎 肺炎、肺癌、肺膿瘍など  
     
腹部臓器関するもの
胃潰瘍、胃炎、膵炎、胆石症など  
ただし、胸部への放散痛として胸痛を認めますが、多くの場合、原発部分の痛みを伴うことが鑑別のポイントになります。
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頭 痛

頭痛のメカニズム
脳実質には痛覚レセプタは存在しないといわれている。頭痛が起こるのは頭蓋内外の痛覚レセプタの刺激によるものであると考えられている。具体的には、頭蓋内外の動静脈の拡張と牽引、脳脊髄神経、頭蓋内外組織の組織の炎症と牽引、頭頸部の筋の収縮などがあげられる。

頭痛の分類
原因のない機能性(一次性)頭痛と原因のある器質性(二次性)頭痛に分けることができる。機能性頭痛(本によっては慢性頭痛)は片頭痛、緊張型頭痛、群発性頭痛の3つが知られている。これらを診断するときは問診と身体所見で決める。画像診断は他の器質性頭痛の除外のために行われている。器質性頭痛は頭蓋内、頭蓋外で分けることができる。頭蓋内では神経頭蓋(頭蓋骨)と顔面頭蓋に分けることができる。頭蓋外に関しては三叉神経と大後頭神経の支配領域に分けることができる。顔面(眼、耳、鼻、口)の疾患は関連痛として頭痛をおこすので注意が必要である。また、高血圧、薬剤性など全身性のものなどでも頭痛がおこる。

危険な頭痛
見逃してはならない頭痛をおこす疾患が知られている。それは脳血管障害、脳内感染症、脳腫瘍、緑内障、巨細胞性動脈炎(かつての側頭動脈炎)があげられる。緑内障と巨細胞性動脈炎は死には至らないが失明するので確実に除外するのが大切である。問診上の危険な兆候としては突発性、過去にないような頭痛、同時に存在する感染症、意識障害、激しい運動とともにおこる頭痛、後頭部や両肩に放散する頭痛(これは髄膜刺激症状と考える)などがあげられる。危険な身体所見としてはバイタルサインとしてはCushing現象があげられる。これは頭蓋内に占拠性病変があるときに起こる兆候であり頭痛によって高血圧にもかかわらず徐脈になる(似た兆候としては腸チフスの比較的徐脈がある)。他には項部硬直、全身状態が悪いこと、神経学的異常所見、意識障害、乳頭浮腫があげられる。
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